ロカボとは?

『ロカボ』とは一般社団法人 食・楽・健康協会の登録商標です。いわゆる 「低糖質食・糖質制限食炭水化物制限食」などのローカーボ・ダイエットlow-carb diet)とは少し違います。

 

食・楽・健康協会ではローカーボ・ダイエットではなく『ロカボ』として、以下のように糖質制限を推奨しています。

 

「ローカーボ」ではなく「ロカボ」。極端な糖質抜きではなく、おいしく楽しく適正糖質を取ることを推奨しています。

「ロカボ」の提唱する適正糖質とは?

食・楽・健康協会は、1食で摂取する糖質量を20~40gにするという、適正糖質を提唱しています。ローカーボは、極端な糖質制限も含んでしまう概念ですので、食・楽・健康協会の推奨する適正糖質はそれと区別し、「ロカボ」と呼ぶことにしました。ちなみに、今の一般的な日本人の食生活では、1日に300gくらいの糖質を摂取しています。おにぎり2個と野菜ジュースだけで100gくらいになってしまうのです。

引用:https://locabo.net/about/

 

ローカーボ・ダイエットとは?

低炭水化物ダイエット(ていたんすいかぶつダイエット、英語: low-carbohydrate dietlow-carb dietcarbohydrate-restricted diet)とは、肥満や糖尿病の治療を目的として炭水化物の摂取比率や摂取量を制限する食事療法の一種である。「低糖質食」「糖質制限食[1][2]、「炭水化物制限食」「ローカーボ・ダイエット」とも呼ばれる。炭水化物が多いものを避けるか、その摂取量を減らす代わりに、タンパク質と脂肪が豊富な食べ物を積極的に食べる食事法である。

引用:Wikipedia

 

ローカーボ・ダイエットについては賛否両論ありますが、

日本糖尿病学会はこの食事法を推奨しません。

 

高タンパクの食事は、半年間で高炭水化物の食事と比較してインスリン抵抗性が高まったとの報告がある
責任ある医療医師会は高タンパク・低糖質な食事には、動物性食品に起因する健康リスクへの考慮が不足している」と発表した。
タンパク質の摂取を増やす食事は腎臓に負担をかけ、腎機能を低下させる」という主張を、「根拠が無い」と否定する人物もいる。

 

死亡率に関する長期調査

  • 2007年、ギリシャで1993年から2003年にかけて2万2944名のコホート研究で、低炭水化物で高タンパクの食事はより高い総死亡率を示した[39]。2007年、スウェーデンにおける4万2237人の女性での12年間におよぶコホート研究では、低炭水化物で高タンパク食は総死亡率が高くなり、特に心血管における死亡率が増加していた[40]
  • 2010年、ハーバード大学による4万4548人の男性と8万5168人の女性による20年から26年間におよぶコホート調査では、動物食をベースとした低炭水化物ダイエットは男女とも全原因の死亡率を増加させ、植物をベースとした低炭水化物ダイエットは死亡率を低下させていた[41]
  • 炭水化物を脂質に置き換える低炭水化物食を行った場合、摂取(置換)する脂質の種類(総脂質、飽和脂肪酸(SFAs)、一価不飽和脂肪酸(MUFAs)、多価不飽和脂肪酸(PUFAs)により全死因死亡率や心血管疾患死亡リスクが異なることが報告された[42]。この報告によれば、総脂質またはSFAsは全死因死亡率が上昇し、MUFAsではリスクは低下した。また、MUFAsは有意な減少であったとされた[42]
  • NIPPON DATA 80の研究成果では日本人9200人を29年間追跡した結果として、摂取総エネルギーの51.1%を糖質で摂取しているグループは、摂取総エネルギーの72.2%を糖質で摂取しているグループと比べて、女性において心血管死のリスクが59%、総死亡のリスクが79%との報告がある[43]

引用:Wikipedia

以上の様に専門家の間でも賛否両論あります 高タンパク・糖質制限ダイエットですが、常識的範囲で考えてみても現代日本人は糖質の過剰摂取気味ですので、適切に糖質を制限することに注力するべきだと個人的には考えています。

 

 

 

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